ブログ版ラテアート教室。注ぎ方よりも大切?!意外な盲点なこととは?




この記事を読んでくださっている方は、恐らくラテアートに興味がある。

少しでも上手になりたい。そう思われていらっしゃる方ばかりなのかなと思います。

ラテアートをしていくためには、

 

エスプレッソの抽出

ミルクのスチーミング

注ぎ

 

上記の3つの工程から成り立っており、重要度としてはエスプレッソとミルクで9割くらいを占めると言われています。

ですが、今回の記事では、エスプレッソやミルクには全く触れず、残りの1割の注ぎの部分について触れて行こうと思っております。

注ぎの部分と言っても、例えばリーフの作り方やウイングチューリップの書き方のような注ぎ方という部分には、今回は全くフォーカスするつもりはありません。

では、何についてフォーカスして行くかと言いますと、

注ぐ時の姿勢(フォーム)

こちらについてです!

かなりマニアックなテーマになっていますが、個人的にはこの注ぐ時の姿勢というのは、ラテアートをして行く時にとても大切だと思っています。

これはあくまでも主観ではありますが、

ラテアートする時に何故フォームが大切なのか考える理由。

そして、自分が考える理想のフォームについて書いて行きたいと思います。

もし、同じような悩みを持ってらっしゃる方がいたとしたら、少しでも何かヒントになればとても嬉しいです。

何故、ラテアートする時にフォームが大切だと思うのか?

ウイングチューリップのラテアート

最近ですと、InstagramやYouTubeなどで、注ぎ方の動画を目にする機会がたくさん増えて来たと思います。

特に、ラテアートが上手な方の動画は非常に参考になりますし、ラテアートを上手になりたいと思っている自分としてはとても魅了される材料になっています。

では、実際に動画のようにやってみよう!と意気込んでチャレンジしてみるのですが、もちろん思うように行かない訳です。

エスプレッソやミルクの質ももちろんあると思うのですが、いかんせん思うように身体が動かない。

ラテアートをしたことがある皆さんでしたら、そういう経験したことは少なからずあるのではないのでしょうか?

そこで行き着いたのが、今の注ぐ時の姿勢(フォーム)が自分に合っていないのでは?という点です。

一番分かりやすいのは、恐らくアスリートの方だと思うのですが、例えば野球選手ですと、自分に合ったフォームでバットをスイングすることで、しっかりボールに強い力が伝わり良い打球が打てるようになる。

陸上選手ですと、自分に合ったフォームで走ることによって速く走れるようになって、良い記録が産まれる。

ちょっと大袈裟かもしれないのですが、ラテアートする時にも同様のことが当てはまると思うのです。

自分に合ったフォームで注ぐことで、ピッチャーを無理なく自然に動かすことが出来るし、カップを自然に返すことが出来るようになると思います。

私自身、今でも模索はしていますが、以前よりフォームのことを意識して理想のフォームを追い求めているうちに、ミルクを注いでいる時の違和感のようなものは少しずつですが無くなって来ているような気がします。

注ぎ方にフォーカスを当てている方は多いかもしれませんが、注ぐ時の姿勢について考えることによって、もしかしたら劇的にラテアートが上手になるかもしれませんね?!

私自身が思う理想の姿勢とは?

世界レベルのラテアート

色々なバリスタさんを見ていると、本当に様々な形で注いでいらっしゃるのを目にします。

カップを顔近くの高いところで持っていらっしゃる方。

逆に、下っ腹くらいの低いところで持っていらっしゃる方。

斜めを向いて注いでいらっしゃる方など。

とにかく、バリスタさんによって注ぎ方が違うので、見ていてとても面白いですし、色々と発見があったりします。

恐らく、バリスタさんそれぞれに注ぎやすいフォームというものがあって、今の形に行き着いたのではないかと思います。

もちろんフォームに関しては正解はありませんし、その人に合ったフォームがあると思いますので、それを見つけていただくのが一番大切です。

その中で、もし注ぐ時の姿勢が固まっていなかったり、私のように違和感があったり悩んでいらっしゃる方がいたら、以下の記事はもしかしたら何かしらのヒントになるかもしれません。

とてもシンプルな考え方になっていますので、ぜひご覧いただけますと嬉しいです。

では、ここからがいよいよ本題です。

結論を言いますと、自分が考える理想のフォームとは

 

1、動きを出来るだけシンプルにする

2、身体に不自然な動きをさせない

 

この2つだけです。

これだけですと、何を言っているか分からないと思いますので、少し解説をして行きたいと思います。

 

カップとピッチャーの向き

まずは、1の「動きを出来るだけシンプルにする」についてですが、

縦と横の動きだけにして、出来るだけ斜めの動きを入れないということです。

何故かと言いますと、

斜めの動き=縦の動き+横の動き

だと思いますので、斜めの動きを入れてしまうと、縦と横という2つの要素の動きが必要になってきます。

縦と横だけで完結させた方が、確実に斜めの要素が入ってくるよりも動きとしてはシンプルで簡単です。

上の写真のように、カップの取っ手を自分の身体の方に真っ直ぐ向けて、ピッチャーを取っ手に対して90度にして注ぐことによって、基本はピッチャーを身体に対して真横に動かすだけなので、動きとしてはとてもシンプルだと思います。

カップの取っ手を身体に対して斜めにして持ってしまうと、ピッチャーの動きにどうしても斜めの要素が入ってきてしまいます。

そうなると、カップの中のデザインのバランスを保つのがもしかしたら難しくなってしまうかもしれません。

 

カップを持つ高さ

次に、2の「身体に不自然な動きをさせない」についてですが、これはカップを持つ高さです。

例えば、カップを高く持つことは、腕を上げないといけなくなってしまうので負荷がかかり、動きとしては不自然なのかなと個人的は考えます。

逆に低すぎるのは、腕を下に伸ばす形になるので、これもまた自然ではないのかなと個人的には思います。

自然な高さは、上の写真のような肘を90度に曲げた時くらいの高さがちょうど良いのではというのが個人的な主観です。

自然な高さでカップを持つとカップを返す時もやりやすくなりますし、ピッチャーを動かす時にも自然に動かすことが出来ると考えます。

最後に

カエルのラテアート

ここまで、ラテアートをする時の身体の姿勢について書かせていただきました。

いかがでしたか?

これは、あくまでも主観ですので個人差はもちろんあると思いますし、これが正解とは到底思っていません。

もしかしたら、私自身ももっと経験を積んでいく中で、考え方が変わってしまうかもしれません。

ですが、もし注ぎ方が固まっていない方や、今のやり方に不安のある方、違和感を持っていらっしゃる方は、ぜひ一度試してみる価値はあると思っています。

この記事が、少しでもラテアートに興味を持っていらっしゃる方のお役に立てれ嬉しく思いますし、私自身ももっとラテアートが上手になるように精進して行きたいと思います。

 

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