マラウイってどんな国?コーヒーの力で子供達を救うチャリティ貢献を!




マラウイの子供達

いきなりですが、皆さんはマラウイってどんな国か知ってらっしゃいますか?

私は正直、アフリカにある国の1つなんだろうなくらいしか最初は知りませんでした。

もしかしたら、マラウイってどんな国?以前に、マラウイという国があることすら知らなかった方もいらっしゃると思います。

今回ご縁があり、マラウイのコーヒーをいただく機会がありました。

このコーヒーには特別な想いが込められており、コーヒーを通してマラウイの子供達を救うことが出来るとのこと。

このお話しを伺って、こういう素敵な取り組みをしていらっしゃる方々がいることを1人でも多くの方に知っていただきたいと思い、今回簡単ではありますが、

 

マラウイってどんな国?

マラウイのコーヒー事情

マラウイコーヒーを通したチャリティ貢献活動

 

この3つについて書かせていただきたいと思います。

コーヒーが好きな方にはぜひとも読んでいただきたいですし、社会貢献活動に興味のある方やアフリカに興味のある方にも読んでいただければ嬉しく思います。

マラウイってどんな国?

そもそもマラウイってどんな国なのでしょうか?

マラウイ共和国(マラウイきょうわこく)、通称マラウイは、アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国です。
隣接している国は、タンザニア、ザンビア、モザンビーク。コーヒーで有名なケニアも近隣の国です。

マラウイの面積は約11.8万km2、11万8484km2であり、ほぼ北海道と九州をあわせた面積に相当します。

主要産業は農業で、タバコ、砂糖、茶などを中心に栽培しています。

食についてですが、ンシマと呼ばれるトウモロコシ粉を湯で練って作ったものを主食として食べており、また、魚・牛肉・鶏肉や調理された野菜を副菜にして一緒に食べます。

マラウイの人口は急増を続けていて、人口の約半分を子どもたちが占めています。
従って、そこにはたくさんの教育の機会が必要な子供たちがいます。

またマラウイと日本の繋がりですが、2011年、日本が東日本大震災を経験した時、マラウイは日本に寄付金を提供しましてくれました。
マラウイは経済的には決して裕福な国とは言えないのですが、その中でも日本に支援してくれる優しい国民性があります。

マラウイのコーヒー事情

私達がマラウイのコーヒーを日本の喫茶店やコーヒースタンドで見かける機会ってほとんど無いのではないでしょうか?

マラウイのコーヒーはそれくらい市場に出回っていることが多くなく、非常に珍しいコーヒーと言えると思います。

マラウイにはいくつかのコーヒー栽培地域があります。その中でもチティバという地域は規模の大きいミスクヒルズ農業協同組合の拠点があり、コーヒーの生産が最も盛んな地域です。高品質なスペシャルティコーヒーを産み出しています。

コーヒーの味の特徴としては、他のアフリカの隣接国と比べると酸味が少なく、まろやかですっきりした味わいものが多いです。

中には、日本でも馴染みのあるゲイシャ種のコーヒーも栽培しているようです。

珍しいマラウイの美味しいコーヒーはこちらから

マラウイコーヒーを通したチャリティ貢献活動

ここまで、マラウイの国やコーヒー事情について簡単ではありますが書かせていただきました。

そして、ここからがいよいよ本題です。

先日、マラウイコーヒーを通したチャリティ貢献活動がどのようなものなのか。

ご縁があり、せいぼじゃぱんの山田真人さんにお話しを伺ってきました。(写真の左の方です)

山田さんは、学生時代に「Doing Charity by Doing Business(ビジネスを通したチャリティ)」という活動方針を土台にした社会貢献事業に出会い、それがNPO法人せいぼでした。

せいぼじゃぱんは、「おなかを減らしているすべての子どもに給食を!」という長期目標を掲げて、様々な国の学校支援活動に取り組む、特定非営利活動法人(NPO)です。

山田さんはせいぼの中で、ウォームハーツコーヒークラブという団体の運営責任者をなさっています。

ウォームハーツコーヒークラブは、マラウイ現地で生産されるコーヒーや紅茶を販売し、その売上の100%をマラウイの給食支援に当てています。

売上の100%をマラウイの給食支援に当ててしまっていたら、活動資金はどうしているんですか?

そのような疑問は普通に出てくると思います。

ウォームハーツコーヒークラブは、仕入れや焙煎、包装、配送などのすべての費用を国内の支援企業に負担してもらっているため、売上の100%をマラウイの給食支援に当てることが出来る仕組みになっています。

また、せいぼと関わりのある訪日外国人向けにSIMカードを販売する会社の売上も、せいぼの活動促進に役立てられています。

山田さんは学生時代に、このSIMカードを販売する会社で働いていたことがあり、この時の縁でせいぼに出逢ったそうです。

ウォームハーツコーヒークラブは単なるチャリティ活動ではなく、社会貢献型ビジネスモデルという、これからの新しいチャリティ活動のロールモデルになっていくかもしれません。

ウォームハーツコーヒーでマラウイの子供達に給食を届けよう!

 

ウォームハーツコーヒークラブが扱うコーヒー豆についてですが、shade-grownと呼ばれ、バナナの木の下で湿度などを適切に保ち、天然の肥料で栽培されています。
さらに、間作といい、バナナ、はちみつ、トウモロコシ、ジャガイモなど、他の食物と一緒に育て、農地が常に活発な状態を保ちながら栽培する方法を取っています。

またコーヒーの焙煎は、都内に焙煎場があり、そちらでなさっているとのことです。

 

実際にコーヒーを飲んでみた感想は、コーヒーがやや深煎りの焙煎だったため、酸味はほとんど感じられませんでした。やや深煎りですが、嫌な苦味がする訳では無く、口当たりがとても滑らかでほのかに甘さを感じました。
どこか突出した印象はありませんでしたが、その分バランスがとれていて多くの方から支持されるようなコーヒーだと思いました。

コーヒーの抽出に関しては、気持ちコーヒー豆は粗めに挽いたり、お湯の温度を低めにするとより美味しく淹れることが出来ると感じました。

 

ウォームハーツコーヒークラブ

マラウイでの給食は1食が約15円です。

ウォームハーツコーヒークラブから100g(1袋1000円)のコーヒーを私達が購入することで、およそ65人の子供達が給食を食べることができます。

コーヒーが好きな方はもちろん、社会貢献活動に関心がある方。

ぜひ、このストーリー性のある特別なコーヒーを1度味わってみてはいかがでしょうか?

コーヒーを飲むという日々の何気ない行動が、マラウイの子供達を笑顔に出来る。

こんな素敵なことはなかなかありません。

ウォームハーツコーヒーでマラウイの子供達に給食を届けよう!

 

「食べるんだ様」に掲載中の私のインタビュー記事はコチラから

⇒私の初心者向けオススメコーヒー器具はコチラから



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