coffeefest latteart世界大会 in Tokyoを見てきた!ラテアート凄かったのですがそれ以上に…

coffeefest(コーヒフェスト)というlatteart(ラテアート)世界大会が、東京ビッグサイトで開催されました。

coffeefestは、フリーポアというカップにミルクを注ぐ時に出来る対流だけで形作っていくラテアートのスタイルのことです。

クマなどの動物でよく見かける可愛らしいラテアートは、エッジングという手法を使って描かれているもので、今回のcoffeefestでのラテアート基準とは異なります。

coffeefestは、年間でアメリカで3回、東京と大阪で1回ずつ開催されている大会で、今回開催された東京大会は、ラテアート会では最高峰の大会と言っても間違いはないでしょう!

 

今年は、4/12~4/14の3日間で行われ、総勢64名のバリスタさん達が競いました。

日本からだけではなく、最近ですと台湾、中国、韓国、そしてオーストラリアや東南アジアからも参戦するバリスタが増えてきており、年々海外のレベルが上がってきています。

そのようなcoffeefestですが、今回は仕事の都合上、最終日のベスト4からの観戦になりました。

今回ベスト4まで残ったのは以下の4名。
Um Paul(KOR)
Daisuke Tanaka(JPN)
Oneway Dash(KOR)
Tomoya Kinto(AUS)

 

Um Paul(KOR)は、日本スペシャルティコーヒー協会が開催しているラテアートチャンピオンシップの2016年の世界大会優勝者です。

今回coffeefestで優勝すれば、2団体の最大規模のラテアート大会を制覇することになります。

ボクシングの統一王者決定もようなものです!

 

Daisuke Tanaka(JPN)は、日本では知らない人はいないのでは?!というくらい、ラテアート会では有名なバリスタで、アメリカで開催されたcoffeefestで優勝経験有り。

今回、東京でのcoffeefestで優勝すれば、coffeefest2冠になります!

 

Oneway Dash(KOR)は、韓国のバリスタ会では一番と言っても過言ではないくらい有名なバリスタ。

Tomoya Kinto(AUS)は、オーストラリアでバリスタ修行をした後、現在は大阪でバリスタをされています。

 

そして、最終的な結果ですが、

 

優勝:Um Paul(KOR)
準優勝:Daisuke Tanaka(JPN)
3位:Oneway Dash(KOR)
4位:Tomoya Kinto(AUS)

 

となり、Um Paul(KOR)が2大会で優勝という、事実上、現段階で世界最強のラテアーティストとなりました。
※3位決定戦、決勝戦の様子は以下の動画でご覧ください。

さて、ラテアート大会はとても凄くて非常に印象に残ったのですが、ブログのタイトルにも書きましたが、それ以上に考えさせられたことがありました。

それは、coffeefest東京大会第1回目で優勝した山口バリスタの、今回の大会の総評スピーチです。
※下の写真、一番右にいらっしゃるバリスタさん。

山口バリスタは、大会で優勝したあと、京都にある%Arabicaというコーヒースタンドのチーフバリスタをされながら、世界数カ国で展開している%Arabicaのチーフバリスタもされている方です。

山口バリスタは、coffeefestの優勝後、大会からは退かれて、現在はこのラテアート大会というものを客観的な目線で見ていらっしゃるそうです。

そんな山口バリスタのお話しで非常に印象に残ったのが、

「知らない人にとってはラテアートの大会は趣味にしか見えない。もっと一般の方に向けて知っていただく努力をするべきだ」

「ラテアート大会で優勝したからと言ってその先に何があるのか?一時は良いかもしれないけれどそれは長くは続かない」

これを聞いた時に、自分もその通りだと思いましたし、やはり同業界の方だけではなく、コーヒーを知らない一般の方達にどうやってもっと知ってもらうかについて、もっと一生懸命考える必要があると思いました。

最近、色々なお店が主催するラテアート大会が開催されており、その大会に出場することに努力をされている方がたくさんいらっしゃると思います。

自分も去年から大会へのチャレンジを始め、負けるととても悔しいし、もっと上を目指したい!という気持ちが芽生えてきます。

しかし、危険なのはラテアート大会に出た先に何があるのか?を明確に自分の中で持っていないと、大会に優勝出来たとしてもそれ以上のものは残らないと思います。

そして、最終的に年齢だけ重ねて行って、ちょっとラテアートが上手なバリスタさんで終わってしまう。

それを考えると本当に怖いことです。

 

自分の場合、ラテアートは

・コーヒーのことを一般の方に伝えるうえで、最もわかりやすいツール

・バリスタとしての知名度をあげるための手段

このように考えて活動をしています。

 

今の私よりも凄いバリスタさんは世界中に何万人といる。

ですが、私にしか出来ないこと、やり方は必ずあるはず!

バリスタという仕事はとても素敵な仕事です。

このブログや活動を通して、1人でも多くの方にバリスタという仕事について知っていってもらえるよう頑張っていきたいと思っています。

最後に、今大会のトーナメント表の全結果と全ラテアートの写真を載せて締めさせていただきます。

 

トーナメント表

初日

2日目

3日目

カフェ巡リスト/和装バリスタ 柳 隆晴の自己紹介

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