先週1週間は、まさにラテアート漬けの1週間になりました。
まず、オーストラリアで活躍されているバリスタでオーストラリアのラテアート大会のチャンピオンでもある深山晋作氏が来日され、彼が主催するセミナーとラテアート大会に参加させていただきました。
また、フリーポアラテアートグランプリというラテアートの世界大会が開催され、アジアを中心とした各国の凄腕のバリスタさんの技を観戦しに行かせていただきました。
まずは、深山氏のセミナーですが、とにかく技術、そしてホスピタリティがとても凄い方という印象でした!
レベルがかなり高い内容で、伝えていただいたことを全部理解して消化するのはとても難しかったのですが、個人的にやらなければならない課題が浮き彫りになったので、それがわかっただけでも本当に大きいなと思いました。
オーストラリアでは、日本よりも圧倒的にコーヒーの出数が多い中で、いかにスピーディーにかつ高いクオリティを保っていくことが大切になってきます。
深山氏のデモンストレーションを見させていただいたのですが、とにかく全てのコーヒーのクオリティが高く安定しているのが純粋に凄いなと思いました!
しかも、普段とは全く違う環境の日本という国でも同様のパフォーマンスを発揮出来ていることが、只々同じバリスタとして凄いとしか言いようがありません。
私の場合は、大会に出場した際にマシンやコーヒー豆が普段使用している物と変わってしまうなど、ちょっと環境が変わっただけでパフォーマンスを維持するのが難しくなってしまいます。
深山氏がおっしゃっていたことで印象に残った言葉があります。
それは「変えない」ということです。
いかなる状況であっても、普段やっていることを明確にしておき自分でそれを理解していれば、どんな環境になったとしても普段通りのパフォーマンスが出来るということです。
今までの自分は、意外と何となくやっていて結果として出来ていた部分が多かったかもしれないと、その言葉を聞いて反省しました。
普段何気なくやっていることを数値化するなどして、意識して毎回同じ行動が出来るようにしなければと思います。
そして、深山バリスタが主催した大会ですが、残念ながら私は1回戦で敗退してしまいました、
今回の大会ですが、フリーポアラテアートグランプリに出場する世界レベルのバリスタさんも何人か参加されており、かなりハイレベルな大会になりました。
特に、今回の大会は韓国のバリスタさんも何人か参加されていたのですが、悔しいですが日本人バリスタよりも一回りレベルが上だったような気がします。
ちなみに、大会成績上位の方は、今回全員韓国勢でした。
私が1回戦で対戦したバリスタさんも韓国の方で、フリーポアラテアートグランプリにも出場されていたバリスタさんでした。
今回、このようなハイレベルな大会に出場させていただいただけでも光栄なことなのですが、その中で海外の方と戦うことが出来たのは非常に良い経験になりました!
この大会での韓国の方達の様子を見て気づいた点があったので、今後活動する際に取り入れて行きたいと思っています。
最後にフリーポアラテアートグランプリですが、バリスタさん1人1人がこの大会に懸ける想いがとても伝わってきて、とても心を揺さぶられるものがありました。
また、海外の中では国家レベルでバリスタの育成をしている国もあり、韓国だけでは無くタイなどの東南アジア勢もここ数年非常に力をつけてきています。
今回のフリーポアラテアートグランプリでは3位までが海外勢と、力を見せつけられた感じが非常にして、日本人としてはとても悔しい気持ちになりました。
この数日、たくさんのバリスタさん世界レベルの技やメンタル力などを体感させていただき、自分自身もこの人達と同じ土俵に立てるところまでいきたい!
自分の中で何かスイッチが入ったような気がします。
今の環境では残念ながらほとんど練習をすることが出来ないのですが、今ある環境でも出来ることを模索して最大限やっていく所存です。
今回のセミナーで学んだことをまずは実践して、自分の身体に染みこませていきたいと思います!
⇒「食べるんだ様」に掲載中の私のインタビュー記事はコチラから
⇒私の初心者向けオススメコーヒー器具はコチラから
コメントを残す