ラテアートジャンキーズカップに出場決定!私がラテアートにかける理由は?




私事ではありますが、8/8(水)に京都で開催されるラテアート大会「Junkies Cup 2018」に出場させていただくことになりました。

Junkies Cupは、日本全国からラテアート凄腕のバリスタが出場する、日本で屈指のラテアート大会です。

Junkies Cupには、昨年もエントリーさせていただき、その時は書類が通らず出場出来ませんでした。

※エントリーする時は、ラテアート写真を1枚送って審査されます。

そのような、昨年出場が叶わなかったラテアート大会のJunkies Cupに今回出場出来るのは本当に嬉しいですし、何より少しだけですがこの1年で成長出来たのかなと思っています。

ラテアート大会に出場するには、エントリー費用や会場までの交通費など、色々と費用がかかります。

では、何故そこまでしてラテアート大会に出場するのか?

そもそも、何故ラテアートにそこまでこだわっているのか?

この辺りについてあまりお話ししたことが無かったので、今回書かせていただきたいと思います。

キッカケはラテアート

私がバリスタを始めたいと思うキッカケを与えてくれた1つの要因にラテアートがあります。

私が今の仕事をまだしていなかった時、今はもう閉店してしまったのですが、バールデルソーレ六本木店というイタリアンバルで出してくださったカプチーノを今でも忘れることが出来ません。

その日はお正月でたまたま休憩のためにバールデルソーレを利用しました。

そして、寒かったのでカプチーノを注文すると、上の写真のカプチーノを持ってきてくださいました。

今まで、クマやウサギなどの一般的な動物のデザインは見たことがあったのですが、こういうデザインのは初めてでした!

私の顔をお正月だったので、ダルマに見立てて描いてくださったのです。

コーヒーなので味がもちろん大切ですが、このような予想外の心遣いにカプチーノが何倍も美味しく感じることが出来ました。

その時に、たかが一杯のコーヒーだけれど、対応次第で大きな感動を与えることが出来る。

バリスタって素晴らしい仕事だな!

この出来事がバリスタを始めるキッカケの全てではありませんが、影響を与えた出来事の1つであることは間違いありません。

ラテアートは、コーヒーとお客様との架け橋になる

コーヒーの世界って専門的で難しく、また家庭で淹れるためには道具を揃えないといけないから敷居が高いと思われている方って少なくありません。

実際に、私の知り合いにもコーヒーに対してそう思っている方がいらっしゃいますし、私もコーヒー業界にいてそう感じているのは事実です。

そういう点を考えた時に、ラテアートは見た目で可愛いとかキレイとかわかりますし、とにかくコーヒー初心者にとっては非常にわかりやすいのが特徴だと思います。

ですので、

ラテアートが可愛い、キレイから関心を持っていただき、実際に飲んでみたら美味しかった!このコーヒーは何で淹れているのですか?という風に、ラテアートを通して興味が味の方にスライドして行く方が1人でも増えて行けばと思っています。

またラテアートを通して、バリスタの方達の技術をわかりやすく示すことが出来ると思っていますので、ラテアートを通してバリスタという仕事の魅力や凄さを知っていただけるキッカケになればとも考えています!

成長が目に見えてわかる

どんな場合でも、自分の成長を実感出来た時ってとても嬉しいものですよね。

例えば、アスリートの世界ですと100m走のタイムが1秒早くなったとか、野球のピッチャーの球速が5キロ早くなったとか、数字で目に見える形で自分の成長を実感出来るシーンってあると思います。

しかし、コーヒーの世界ですと、美味しく淹れることが出来るようになった!と味の面で評価することはなかなか難しいことです。

※専門的なコーヒーの評価基準がありますので、それらを元に味の評価をしたりもしています(プロ向け)

何故なら、味が美味しく感じるかどうかはお客様が判断することですし、自分の美味しいと思っているものが相手にはそうではない場合があると思います。

その点、ラテアートですと、目に見えて自分が上達しているかどうかがわかります。

ラテアートは自己成長の指標の1つだと個人的には捉えていて、モチベーションを保つために欠かすことが出来ないものになっています。

その集大成が大会への出場で、自分が今までやってきたことが別の環境でもしっかりと発揮出来るのかを試す場なのです。

最後に

色々書いてきましたが、この中で一番大切にしているのは、ラテアートはお客様との架け橋になるという点です!

私達バリスタがいくら技術を高めて美味しくコーヒーを淹れることが出来るようになったとしても、結局飲んでくださる方がいなければ、ただの自己満足になってしまうからです。

来月の大会に出場するからにはもちろん頑張りますが、その向こうには飲んでくださる方の存在があることを常に忘れないで精進して行きたいと思います!

 

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