ラテアートを家庭でする時のおすすめ道具。エスプレッソマシン含めて色々紹介します!




ラテアート教室

この記事を読んでくださっている方は、恐らくラテアートに興味がある。

今よりも上手になりたい!

そう思われている方ばかりだと思います。

その中でも、この記事はラテアート初心者向けの記事になっています。

上級者の方にはあまり参考にならないかもしれません。

特に、家庭でラテアートをやってみたい方にはおすすめの内容になっていると思います。

ぜひ、初心者で家庭でラテアートをやってみたい方は、以下の記事をご覧になっていただけますと嬉しく思います。

 

私は普段カフェの現場で働いたり、定期的にラテアート教室を開催させていただいているのですが、同僚や生徒さんから

「家庭でラテアートをしてみたいのですが、どのような道具(特にエスプレッソマシン)があれば良いのでしょうか?」
「おすすめの道具は何かありますか?」

このような質問を受けることがよくあります。

確かに、世の中にはバリスタツールが本当にたくさんありますので、特に初心者の方は迷ってしまい、何を買って良いか分からなくなってしまう方は多いのではないでしょうか?

今回は、あくまでも主観ではありますが、私がおすすめだと思っている道具を、皆さんが特に気になっていると思われるエスプレッソマシンを含めてご紹介させていただこうと思います。

この記事が、ラテアートに興味を持っていらっしゃる皆様にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

そもそもあなたは何を使っているの?

エスプレッソマシンとグラインダー

人に紹介する前に、そもそもあなたは家庭でどんなエスプレッソマシンや道具を使っているんですか?

もしかしたらそう思われている方もいらっしゃるかもしれません。

ですので、私が普段家庭で使っているえスプマシンとコーヒーグラインダーを紹介させていただこうと思います。

私が家庭で使用しているエスプレッソマシンは、イタリアのシモネリ社のオスカーというマシンを使っています。

グラインダーは、メリタ社のバリオというマシンを使用しています。

上の写真の2つです。

これらは友人から安く譲り受けたもので、両方で3万円で購入させていただきました。

一般的には、オスカーが20万円前後。バリオが7万円程度しますのでかなりの破格でした。

※中古でボディーに傷があったり、やや使い込まれたものだったためというのもありますが。。

ちなみにですが、オスカーは現状では一般的には販売されておらず、最新機種の「Nuova Simonelli Musica ステンレススチール ポアオーバー エスプレッソマシン」をご紹介させていただきます。

参考までにリンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧になってみてください。


半業務用(お店でも使える)のエスプレッソマシンで、1時間に20杯程度でしたら淹れることが可能です。

ちなみにグラインダーのバリオに関してですが、後ほど私がおすすめするコーヒーグラインダーのところで説明させていただきますので、ここでは割愛させていただいきます。

私がおすすめする道具各種

ラテアート教えている様子

では、いよいよ家庭でラテアートをするために私がおすすめだと思っている道具についてご紹介させていただきます。

今回は、エスプレッソマシンコーヒーグラインダーそれ以外

上記の3つのカテゴリー別にご紹介させていただこうと思っております。

あくまでも主観ですので、参考程度にご覧いただければと思います。
※商品のより詳しい情報は、販売サイトや商品のホームページをご覧ください。

エスプレッソマシン

1、deviceSTYLE コーヒーメーカー TH-W030


こちらのdeviceSTYLE コーヒーメーカー TH-W030ですが、シモネリ社のオスカーを使用する前に私が使っていたエスプレッソマシンです。

まず、ミルクスチームのパワーが家庭用にしては強力なため、きめ細かいミルクを作ることが出来る点が魅力です。

そして、エスプレッソに関してはコーヒー豆とカフェポッドの2種類から選ぶことが出来ます。

ちなみにカフェポッドとは、カプセルに入ったコーヒーの粉のことで、色々なフレーバーのものがあったり、賞味期限がコーヒー豆より長く保存に適しているのが特徴。

家庭で手軽にエスプレッソやラテアートを楽しみたい方には、個人的にはこれくらいのスペックがあれば十分かと思っています。

2、BONMAC 家庭用エスプレッソメーカー BME-100 DARMAR


次にご紹介させていただくのが、BONMAC 家庭用エスプレッソメーカー BME-100 DARMARです。

こちらは、日本最大手のラッキーコーヒーマシンが取り扱っているエスプレッソマシンということで、バリスタの方からかなり信頼を得ているマシンと言えます。

実際に、私の知り合いにもBONMAC 家庭用エスプレッソメーカーを持っている方は多いです。

先程のdeviceSTYLE コーヒーメーカーと同様にミルクスチームのパワーも強力で、コーヒー豆とカフェポッドの2種類のエスプレッソを楽しむことが出来ます。

また、カップウォーマー機能もついているのが嬉しいですね。

3、デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J


最後にエスプレッソマシンでご紹介させていただくのが、コーヒーメーカーでは一番有名と言っても過言ではないデロンギ社のマシンになります。

その中でも、デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152Jというエスプレッソマシンをご紹介させていただきます。

私の知り合いでも家庭用として持っている方が多いマシンなのですが、まずは価格面で1万円しないため、手軽に購入出来る点でおすすめだと思います。

また、カフェポッドとコーヒーパウダー(コーヒー豆から)の両方でエスプレッソを淹れることが出来、ミルクのスチーミングも十分きめ細かく作ることが出来ますので、リーズナブルですが機能面でも充実したマシンと言えると思います。

もし、エスプレッソマシンの購入が初めてで何にしようか悩んでらっしゃる方は、コーヒーメーカー最大手のデロンギ社の商品をチェックされてみると良いかもしれませんね。

デロンギ公式オンラインストア

コーヒーグラインダー

1、Melitta VARIO コーヒーグラインダー


最初にご紹介するのが、Melitta VARIO コーヒーグラインダーです。

価格が3万円程度と家庭用にしては高価なのですが、なんとグラインド調節が40段階で出来るというのが最大の魅力かと思います。

特に、コーヒーにこれからこだわっていきたいと思っている方にはおすすめで、挽き具合の微妙なさじ加減によって味を調整出来るのがとても面白いです。

エスプレッソだけではなく、ハンドドリップやフレンチプレスなど、全ての抽出器具に対応した挽き具合が出来ますので、これ1台持っていればOKというグラインダーだと思います。

2、Wilfa SVART Aroma


こちらのWilfa SVART Aromaですが、コーヒー文化が根付いているノルウェーのメーカーのグラインダーです。

開発にはTim Wendelboe(ティム ウェンデルボー)というノルウェーのバリスタ世界チャンピオンが携わっています。

挽き具合ですが17段階に設定することが出来るので、エスプレッソだけでは無くこれ1台あればどんな器具にも対応可能だと思います。

日本有数のロースター数店舗でもこちらのWilfa SVART Aromaを取り扱っているので、コーヒー屋さん推奨のグラインダーと言っても良いでしょう。

その他

1、ステンレス製 ミルクジャグ ミルク ピッチャー ステンレススチール 14oz


まずはミルクピッチャーです。

様々な種類のミルクピッチャーがある中で、価格帯やサイズなどを考慮した時に初心者におすすめなのが上記のピッチャーかなと思いました。

家庭用のエスプレッソマシンですが、業務用のマシンと比べるとスチームのパワーが弱く、またスチームノズルが短いので、20ozのような大きなものではなく小さいサイズの方がスチームしやすいです。

14ozあれば、8ozくらいのサイズのカップまででしたら問題なくカフェラテを作ることが出来ますので、まだピッチャーを持っていない方にはおすすめのピッチャーと言えるでしょう。

エッジング(デザインカプチーノ)を作る時になどに使用するピンも付属でついてくるのが嬉しいですね。

 

2、WPMミルクピッチャー(15oz)

WPMピッチャー

こちらのWPMミルクピッチャー(15oz)ですが、私が現在現場で使っているピッチャーになっています。


15ozなので、上記のピッチャーよりも大きめのサイズです。

ですので、家庭用のエスプレッソマシンですと、もしかしたらスチームがしづらいかもしれません。

ただ、現場のようなスチームパワーの強い業務用マシンの場合、ピッチャーのサイズが大きいのでスチーム時にミルクが暴れずコントロールしやすい特徴があるかと思います。

もし、現場で働いていてエスプレッソマシンを扱っていらっしゃる方でしたら、WPMピッチャーはやりやすくておすすめかもしれません。

一応、参考までにご紹介させていただきました。

 

ここからは、すでに持っていらっしゃる方や別にそこまで必要ないという方は、ご覧いただかなくても大丈夫です。

もし興味のある方は、以下の記事もご覧いただければと思います。

 

3、ORIGAMIラテボウル(コーヒーカップ)

ORIGAMIカップ

コーヒーカップは100円ショップでも購入出来ますので、別に高いカップはいらないという方も多いと思います。

でも、せっかくなのでカップにもこだわってみたい!

そういう方に私がおすすめするのが、ORIGAMIという日本ブランドのラテボウル(コーヒーカップ)です。

ORIGAMIは、バリスタの方が開発に携わった、まさにバリスタ御用達のカップになっています。

ORIGAMIカップについては過去に記事を書かせていただいておりますので、そちらをご参照ください。

ORIGAMIラテカップ(ラテボウル)についてご紹介させてください!

5月 28, 2019

 

4、コーヒーノックボックス


コーヒーノックボックスは、抽出が終わったコーヒーの出がらしをスムーズに捨てるためのボックスのことです。

ゴミ箱にフィルターを叩きつけて捨てるから大丈夫という方は特に購入する必要はありませんが、あると便利な道具の1つです。

 

5、コーヒーディストリビューター(コーヒータンパー)



最後に、コーヒーディストリビューター(コーヒータンパー)ですが、家庭用エスプレッソマシンを購入すると、一般的にはプラスチックのコーヒータンパーがついてくると思います。

ですので、それを使うから大丈夫!という方は購入しなくても良いと思います。

では、何故コーヒーディストリビューターをこちらでおすすめするかと言いますと、エスプレッソの抽出のムラがディストリビューターを使うことで改善しやすくなるためです。

最近は、現場でもディストリビューターを使用しているお店が増えて来ていますし、ジャパンバリスタチャンピオンシップというバリスタの大会でもディストリビューター使用する競技者がほとんどです。

エスプレッソの味を美味しくするために、ディストリビューターは今では必需品と言っても過言ではないかもしれません。

ディストリビューターには、51mmと58mmの2種類がありますので、自分が使用しているエスプレッソマシンのフィルターのサイズを調べておく必要があります。

一般的には、家庭用エスプレッソマシンのフィルターサイズは51mmと言われていますが、希に58mmのものもあるので、もし購入してみたい方はしっかりフィルターサイズを調べた方が良いでしょう。

最後に

ここまで、ラテアートを家庭でする時のおすすめ道具について、エスプレッソマシンを中心にご紹介させていただきました。

いかがでしたか?

これは、あくまで私のおすすめで完全な主観ではありますが、色々体験してきたことを踏まえて書かせていただきました。

ですので、特に初心者の方には、少なからず何かしらの参考になるのではないかと思っております。

この記事を通して、1人でも多くの方がラテアートを家庭でチャレンジしてみる。

そういうキッカケになれば幸いです。

 

「食べるんだ様」に掲載中の私のインタビュー記事はコチラから

⇒私の初心者向けオススメコーヒー器具はコチラから



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